ボーダレス&タイムレス | 第2回 形式美が張った結界を破り「茶」をアップデートする
EN TEA代表・丸若裕俊さんが日本の伝統的な技術や文化の新しい甦らせ方をさぐる連載の第2回。当初は工芸のアップデートを手掛けていた丸若さんが、なぜ茶づくりを始めたのか。茶師・松尾俊一さんとの出会いや、アート作品とのコラボレーションを通じて見出された、茶という文化の本来の可能性について考えます。


「茶」や「工芸」といった日本の伝統文化がもつ本来の可能性を甦らせるため、さまざまな分野の才能とのコラボレーションを通じて現代へのアップデートに取り組んでいる丸若裕俊さん。この連載では〈タイムレス〉をキーワードに、もう一度日本から暮らしのかたちを提案します。
EN TEA代表・丸若裕俊さんが日本の伝統的な技術や文化の新しい甦らせ方をさぐる連載の第2回。当初は工芸のアップデートを手掛けていた丸若さんが、なぜ茶づくりを始めたのか。茶師・松尾俊一さんとの出会いや、アート作品とのコラボレーションを通じて見出された、茶という文化の本来の可能性について考えます。
今回から丸若裕俊さんによる新連載が始まります。丸若さんは菓子壺や弁当箱、iPhoneケースや磁器ボトルなどのさまざまなものづくりを通して日本の伝統的な文化や技術のアップデートに取り組んでいます。今回は、丸若さんが追求する「タイムレス」の価値を体現し、日常生活をハックする「伝統工芸」の本質について取り上げます。