連載世界文学のアーキテクチャ
18世紀以降「小説」が「世界文学」の中核を占めるようになる過程で何が起きていたのか。心的/社会事象を言語に変換するプログラムは資本主義に連動しながらいかに進化してきたのか。2025年3月に刊行される批評家・福嶋亮大さんの新刊『世界文学のアーキテクチャ』では、「世界文学」の起源を探り、その設計思想の変遷をひとつの物語として大胆に描き出します。
本書の刊行を記念して、同書の序章を特別公開します。
これまでに下記のような特集や連載を制作しました。ぜひ、じっくりとお楽しみください。
18世紀以降「小説」が「世界文学」の中核を占めるようになる過程で何が起きていたのか。心的/社会事象を言語に変換するプログラムは資本主義に連動しながらいかに進化してきたのか。2025年3月に刊行される批評家・福嶋亮大さんの新刊『世界文学のアーキテクチャ』では、「世界文学」の起源を探り、その設計思想の変遷をひとつの物語として大胆に描き出します。
本書の刊行を記念して、同書の序章を特別公開します。
「働き方改革」、そしてコロナ禍を経て、リモートワークや副業も普及し、日本企業における働き方は大きく変わりました。しかし、その一方で、新しいワークスタイルの中での「休み方」はまだまだ確立されていません。今、働く人はどのように「休む」べきなのでしょうか? メンタルヘルスや健康、そして場づくりなどさまざまな領域のプレイヤーをお招きし、対話しながら考えていきます。
〈チームラボ〉のリーダー・猪子寿之さんと宇野常寛の対談です。大きな変貌を遂げていく2020以降の世界に向けて、デジタルアートはどんなビジョンやメッセージを発していけるのか。「境界のない世界」を目指し続けるチームラボの作品たちはどのように生まれ、そしてなぜ人間の心を動かすのか。その創作の背景を言葉に置き換える連載です。
新興国や周縁国の経済の中で、重要な役割を果たしているのが、正規の流通ルートからは外れた「インフォーマルマーケット」です。そのパワフルな姿に魅せられた国際コンサルタントの佐藤翔さんが、世界五大陸の非正規市場の実情を地域ごとにリポートしながら、表向きの市場だけでは見えてこない、草の根の世界経済を分析します。
編集者・ライターの小池真幸さんによるインタビュー連載です。公と民間、アカデミズムとジャーナリズム、大企業とスタートアップ、人文知と工学知……世の中には、さまざまな対立項があります。そうした「界隈」や「業界」にとらわれず、領域を横断して活動する人びとを紹介していきます。
リサーチャー・白土晴一さんによる連載「東京そぞろ歩き」。
ふだんはアニメなどの考証を専門とする白土さんが20年以上ライフワークにしている、
あえて目的を設けずに東京近郊の街へとふらりと出かけていく「そぞろ歩き」。
そこから見えてくる風景の魅力を、一緒に探してみませんか。
現役官僚である橘宏樹さんが、ニューヨークへの赴任から1年を経たタイミングで、改めて感じたアメリカの政治風土を日本の読者向けに紹介していく本連載。「中の人」ならではの視点から、政界の裏側や政治と生活との結びつきを解説していきます。
滋賀県日野町で、推定築100年の町家に住む菊池昌枝さん。「古いもの」とともに生きる、一風変わった日々のくらしを綴ります。
これまで、なんとなく気になっていたけれどタイミングが合わなくて、あるいはきっかけがなくて触れてこなかったことってないですか?
そこで、この連載をはじめました。
毎回ひとつ、僕(宇野)が「そんなこと」を「この人なら」と思う人に根掘り葉掘り教えてもらいにいってきます。
僕(宇野)がただ、会いたい人に会って、話を聞きに行く連載です。以前から気になっていた人には、満を持して。昔からお馴染みの人には、いつもとは少し違う角度で。ジャンルを問わず、今だからこそ聞ける話を、じっくりと伺います。
様々な分野の知恵とテクノロジーを組み合わせて、人間が自然と共に生きるあたらしいかたちを模索するプロジェクト「風の谷を創る」。この連載では、プロジェクトに参加している人たちの横顔を一人ずつ紹介していきます。
消極性研究会。それは認知科学、情報工学、ゲームデザインなど様々な分野から寄りすぐりの非コミュな(一部例外あり)研究者が集い、人間が消極的なまま生きていくことのできる社会のデザインを提案する研究会です。この連載を通して世界のすべての消極的な人々に花束を、それも消極的に届けたい。そう思っています。