ただ「ある」ことを支えるケアへ──「ムジナの庭」から考える|鞍田愛希子(前編)
SNSのプラットフォームがインターネットをどうしようもなく拙速に、窮屈にしてしまっているいま、もっと人間が自由になれる場所を、それも実空間につくることはできないか──そんな考えからはじまった「庭プロジェクト」。建築から人類学までさまざまな分野のプロフェッショナルが、官民産学を問わず集まって知恵を出し合う研究会の模様を、毎月レポートしています。
第6回の研究会では、東京都小金井市の福祉施設「ムジナの庭」を訪問。庭プロジェクトのボードメンバーでもある、同施設長の鞍田愛希子さんによるプレゼンテーション、そしてそれを踏まえた参加メンバーの議論が行われました。編集部メンバーの視点からそこでの議論をダイジェストする記事の前編では、研究会の前半に行われた鞍田さんのプレゼンテーションの内容をお届けします。

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