

「中川大地」さんについて取り上げた
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2013年のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』の放送から10年。東日本大震災後の岩手県久慈市を舞台に、宮藤官九郎のオリジナル脚本による物語で社会現象的なブームを巻き起こした本作は、現在の朝ドラ隆盛を築いた歴史的名作として、現在も多くのファンに愛されています。ちょうど今年4月から本放送当時と同じタイムラインでの再放送もされていたさなかの秋、ロケ地・久慈では、大友良英スペシャルビッグバンド with のんによるコンサートをはじめ、10周年を記念する数々のファンイベントが行われました。
コロナ禍を経て久々に全国の『あまちゃん』ファンたちが結集したこの機会に、かつて文藝春秋×PLANETSのコラボ出版『あまちゃんメモリーズ』の副編集長を務めた中川大地も参加。そこでの旅路から持ち帰った本作のファンムーブメントにまつわるある思いを、10年越しの編集後記として綴ります。
みんなで集まって一緒に遊ぶことが、いろいろ難しい世の中になってしまいました。これまでのように羽目を外せないことに、フラストレーションを溜めている人も多いかもしれません。けれども心配ご無用です。当代きっての遊びの達人・AR三兄弟の川田十夢さん、ゲーム研究者の井上明人さんをお招きし、本誌編集長と副編集長で寄ってたかって、世界がこうなってしまったからこその「新しい遊び」を、徹底的に考えました。さあ、一緒に(ならずに)あそびましょう!