「2020年4月」の記事一覧
「2020年4月」に公開された
選りすぐりの記事一覧です。
猪子寿之×宇野常寛×乙武洋匡 オリンピックをHACKせよ 日本を再設計するための2020年
決定当初からビジョンなき国家プロジェクトだった2020年の東京オリンピック。ならば、僕らが声をあげ、少しでもましな像を提示しよう──。5年前、そう考えた僕たちは『PLANETS vol.9 オルタナティブ・オリンピック・プロジェクト』を刊行しました。その開催が幻となりつつある今、改めてその再考を問う特別企画を、7夜連続でお届けします。まずは、乙武洋匡さん、猪子寿之さんと語った全体コンセプトをめぐる鼎談です。
記事を読む三宅陽一郎 | パサージュ再論──都市の遊歩者から情報の遊走者へ、そして知の遊合者へ
かつてパリを歩いたベンヤミンは、都市の街路(パサージュ)を人々の多様なつながりと創造性を育む場と考えました。その役目を引き継いだはずのインターネットは、過密なムラ社会と化しつつあると、三宅陽一郎さんは指摘します。街から人影が消えたいま、改めてインターネットを新しいパサージュとして再生させるには。そのヒントを探す、人工知能技術者の思索です。
記事を読む“kakkoii”の誕生 | 序章(後編)「変身サイボーグ──戦後日本という母から生まれた新たな可能性」
デザイナー/ライター/小説家の池田明季哉さんが20世紀末のボーイズトイデザインを振り返る連載「kakkoiiの誕生」。今回取り上げるのは、1970年代にタカラから発売されたおもちゃ「変身サイボーグ」。池田さんは、これによって切りひらかれた男性的な美学こそが“kakkoii”の源流にあると語ります。
記事を読む浅生鴨×宇野常寛 ツイートは3日で自動消去を。インスタには完食後の器を。
浅生鴨さんといえば、NHK_PRのTwitterの初代「中の人」を務めていた方で、ある意味では震災前後の時期のTwitterの象徴ともいえる人です。あれからSNSをめぐる風景は大きく変わりましたが、プラットフォームごとの「ここは、こんな場所」という空気にのまれず、ウェブメディアを「自分のために」使い倒すには?その極意をうかがいました。
記事を読む消極性研究会 | 第3回 アレクサで始める #SHYHACK
人に指摘したり、注意するとき、指摘された側だけでなく、指摘する側もしんどくなってしまいませんか?今回は情報科学者の栗原一貴さんが、スマートスピーカーを利用して、言いにくいことを人に伝えやすくする仕組みを考えます。ちょっと言いにくいな、誰か代わりに言ってくれないかな……と遠慮しがちなみなさん、こんな工夫はいかがでしょうか。
記事を読む熊谷玄 | ランドスケープデザインの思考
人間と都市の関係を新たに結び直し、都市集中型社会へのオルタナティブをつくるプロジェクト「風の谷を創る」。この連載では、プロジェクトに関わる多彩なメンバーにフォーカスしていきます。今回登場するのは、熊谷玄さん。なかなか耳慣れない「ランドスケープデザイナー」というお仕事について、玄さんのこれまでのお仕事を中心にお話を伺いました。玄さんのお話を聞くと、普段目にしている「風景」が少し、違って見えます。
記事を読む井本文庫 | 『一汁一菜でよいという提案』土井善晴
今回ご紹介いただくのは、料理研究家・土井善晴さんの『一汁一菜でよいという提案』です。「家庭料理は、必ずしもおいしいものを作ることが目的ではない」という本書のメッセージに共感したという井本さん。「おいしい/まずい」を超えた「食べること」について、思いを巡らせます。
記事を読む[特別対談]上妻世海×宇野常寛 思想としての「遅いインターネット」
「遅いインターネット」がこのウェブマガジンと、そして僕(宇野)の書いた本というかたちになって1ヶ月。想像よりだいぶ大きな反響をもらっていて、戸惑っているところもあります。そこで今回は上妻世海さんと僕たちが世の中に投げかけた「遅さ」について話してみることにしました。彼は、僕の知る限り社会の「速度」からいちばん自由な人間です。
記事を読むGQ | #01「スーパーシティ構想」は誰得なのか?──「特区」制度の経緯から
この国の未来のために「ほんとうに大事なこと」は、どのように決められているのでしょうか。Government Curation略して「GQ」では、現役官僚の橘宏樹さんが、メディアが報じない重要政策の動向を、折々の「官報」などから読み解きます。今回のテーマは「スーパーシティ」。人工知能やビッグデータの活用で世界最先端の未来都市の実現を目指すというこの特区構想のなりたちを検証しつつ、どんな勝算や課題があるのかを考えます。
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