

「2022年11月」に公開された
選りすぐりの記事一覧です。
コミュニケーションの場のデジタルシフトがますます加速する一方で、フィルターバブルや陰謀論が象徴するように、見知らぬ他者への無関心・分断が問題にもなっている現代社会。このような時代に街の「公共」性はどのようにあるべきなのか。ポップカルチャーの生まれる街として存在していた渋谷の場で渋谷の場で、「これからの公共空間」について議論しました。
現役官僚である橘宏樹さんが、「中の人」ならではの視点で日米の行政・社会構造を比較分析していく連載「現役官僚のニューヨーク駐在日記」。
今回は、ニューヨークひいてはアメリカ社会で大きな存在感をもつユダヤ系の人々について。彼らの力の源泉は何なのか、橘さんならではの分析をおこない、日本の経済状況との比較からみえてくることについて解説します。
文芸評論家の福嶋亮大さんによる、小説と文学の現代的な可能性を改めて考え直していく本格評論。その第二章として、「指し示すこと」と「物語ること」という視点から、小説の機能を捉え直します。
リサーチャー・白土晴一さんが、心のおもむくまま東京の街を歩き回る連載「東京そぞろ歩き」。今回は、小菅駅から荒川に向けて歩きます。
水害対策のために荒川放水路と綾瀬川に挟まれた小菅地区。用途を変えながらも長い間地元住民と接してきた川沿いの地形から、下町に暮らす人々の歴史を探ります。