

「2021年4月」に公開された
選りすぐりの記事一覧です。
安宅和人さんが率いるプロジェクト「風の谷」は、テクノロジーを用いて都市のオルタナティブを追求していく試みです。この連載では、そんなプロジェクトに関わるメンバーの横顔を紹介していきます。今回は特別編として、一般社団法人 森と未来代表理事の小野なぎささんに、都会にほど近い森を案内してもらいながら、森歩きの豊かさについて考えました。
NHK出版の編集者・井本光俊さんが「暮らし」や「自然」にまつわるおすすめの本を紹介する連載「井本文庫」。今回は『人気飲食チェーンの本当のスゴさがわかる本』(扶桑社新書)を紹介します。人気チェーン店の知られざる魅力を独自の視点から紹介した本書から、井本さんは著者である稲田さんの「食べる」という行為への深い洞察を読み解きます。
古今東西さまざまな表象文化を研究する批評家・石岡良治さんが美術展を音声&動画でディープに解説する連載「石岡美術館」。今回一緒に巡ったのは、三菱一号館美術館で開催の「コンスタブル展」です。イギリスを代表する画家・コンスタブルの作品が一同に介した本美術展。日本ではマイナーなイギリス美術の見どころを、石岡さんが解説します。
編集者・ライターの小池真幸さんが、「界隈」や「業界」にとらわれず、領域を横断して活動する人びとを紹介する連載「横断者たち」。今回は、ニュース解説者の石田健さんに話を伺いました。データやエビデンスから導き出される、直感に反する「説明」がもたらすおもしろさに迫っていきます。
「消極的な人」が過ごしやすくなるためのデザインを日夜研究する消極性研究会。今回はメンバーである簗瀬洋平さんが、学会発表や講演の場、研究室での交流の際に導入した消極性デザインを紹介します。
ゲームデザイナーでもある簗瀬さんから見た、消極的な人でも参加しやすいエンタメを交えた学会のあり方とは? 仕事でのメールのやり取りでコミュニケーションのストレスを感じにくくする工夫とは?
リサーチャー・白土晴一さんによる新連載「東京そぞろ歩き」。初回は南千住から町屋まで、隅田川周辺のまちを語り/歩きます。
観光地とはほど遠い街並みにも、江戸時代からつづく災害の痕跡や河川流通を利用した再開発、高度経済成長期の名残など、多彩な表情が隠れています。20年以上続けてきた「そぞろ歩き」の習慣で磨かれた眼で、リバーサイドの景観のおもしろさを読み解きます。
「中東で一番有名な日本人」こと鷹鳥屋明さんが等身大の中東の姿を描き出す本連載。今回のテーマは「就活」です。中東でもインターネットを使った就職活動は一般的になりつつあり、履歴書では自己アピールが重視されるようです。人気の業種はやはり政府・石油関連。そして、裕福なことで知られる国々の気になる大卒初任給は……?
デザイナー/小説家の池田明季哉さんによる連載『“kakkoii”の誕生──世紀末ボーイズトイ列伝』。前回に引き続き、第2次ミニ四駆ブームを象徴する『爆走兄弟!!レッツ&ゴー』を取り上げます。少年たちの「成熟」像をあえて提示しないことで、ミニ四駆のスポーツ的美学を明らかにした同作。20年後の現在に制作されている続編群では、「成熟」というテーマがどのように扱われているのでしょうか?