

「福嶋亮大」さんについて取り上げた
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批評家・福嶋亮大さんが「世界文学」としての小説とそれを取り巻くコミュニケーション環境を分析していく連載「世界文学のアーキテクチャ」。
今回は19世紀ヨーロッパにおける社会思想について分析します。アメリカ独立戦争やフランス革命の反省から個人の人権尊重への意識が高まった前半期、自然科学が優勢となった後半期にかけてどのような思想の変遷があったのでしょうか。
批評家・福嶋亮大さんが「世界文学」としての小説とそれを取り巻くコミュニケーション環境を分析していく連載「世界文学のアーキテクチャ」。
今回は日本文学が受けた中国小説からの影響について分析します。あくまでも傍流的立ち位置だったという「小説」が隣国の文化に何をもたらしたのか、18世紀に国学を興した本居宣長の研究から明らかにします。
批評家・福嶋亮大さんが「世界文学」としての小説とそれを取り巻くコミュニケーション環境を分析していく連載「世界文学のアーキテクチャ」。
近代以降に一般化した「小説」との差異を指摘しつつ、『水滸伝』や『三国志演義』といった作品がどのように読み解かれたのかを通じて、近世の中国文学とその批評のあり方について分析します。
批評家・福嶋亮大さんが「世界文学」としての小説とそれを取り巻くコミュニケーション環境を分析していく連載「世界文学のアーキテクチャ」。
小説史研究において暗黙の前提となっていたヨーロッパ中心主義を批判的にとらえ直し、アジアやイスラムがヨーロッパ文学に与えた影響について分析します。
批評家・福嶋亮大さんが「世界文学」としての小説とそれを取り巻くコミュニケーション環境を分析していく連載「世界文学のアーキテクチャ」。
小説の「起源」を探るべく、人類が言語以前から持ち続けていたコミュニケーション様式を振り返りつつ、言語と小説の進化史について考察します。
批評家・福嶋亮大さんが「世界文学」としての小説とそれを取り巻くコミュニケーション環境を分析していく連載「世界文学のアーキテクチャ」。
19世紀の出版革命以後、文学作品の急激な民主化が起こった時代に「世界文学」はどのような概念として持ち出されたのか、その歴史を辿ります。
批評家・福嶋亮大さんによる「世界文学のアーキテクチャ」。近年のグローバルな文学作品研究において、「世界文学」の概念が用いられるようになりました。もともとは産業革命期の19世紀に誕生したこのワードを手がかりに「小説」と「資本主義」の構造的な類似を分析しながら、「世界文学」としての小説が持つ特徴を理論化していきます。
文芸評論家の福嶋亮大さんによる、小説と文学の現代的な可能性を改めて考え直していく本格評論。その第二章として、「指し示すこと」と「物語ること」という視点から、小説の機能を捉え直します。
文芸評論家の福嶋亮大さんによる、小説と文学の現代的な可能性を改めて考え直していく本格評論。その序論として「心」と「言葉」が交錯する場としての小説の表現特性を原理的に検討します。
5月13日の『シン・ウルトラマン』公開を記念し、文芸批評家の福嶋亮大さんの著書『ウルトラマンと戦後サブカルチャーの風景』の序章・第一章を特別公開します。
昭和が生んだ最大のヒーロー「ウルトラマン」。高度成長期の〈風景〉を取り込みながら、特撮というテクノロジーによって戦後日本人の願いを具現化しつづけた「光の巨人」は、先人たちから何を受け継ぎ、現代に何を遺したのでしょうか?
東日本大震災から9年。いま、ウイルスという目に見えない存在が、再びわたしたちの生活を揺るがしています。メディアの報道と政府の対応に翻弄される日々の中で、福嶋亮大さんは、こう呼びかけます。「いまわたしたちが直面している現実が、正しくも、美しくもないことを引き受けるべきである」と。ひと呼吸おいて、読んでみてください。