

これまでに更新した記事の一覧です。
編集者・ライターの小池真幸さんが、「界隈」や「業界」にとらわれず、領域を横断して活動する人びとを紹介する連載「横断者たち」。今回は、東京大学学際情報学府博士課程に籍を置きながら、ZOZOテクノロジーズでも働くファッション研究者の藤嶋陽子さんに話を伺いました。「ポスドク問題」解決の糸口になるかもしれないこれからの「研究者」のかたち、そして身近な生活やありふれた欲望を大切にする藤嶋さんの思考をたどっていきます。
国際コンサルタントの佐藤翔さんによる連載「インフォーマルマーケットから見る世界──七つの海をこえる非正規市場たち」。
今回は、中国に隣接する中央アジアの小国キルギスの広大なコンテナ・マーケットから、冷戦体制崩壊後の旧ソ連圏で拡大したインフォーマルマーケットの役割の重要性を考察します。単純な取り締まりでは解決できない非正規市場の裏側には、新興国ならではの雇用の問題と、大国・中国の経済政策が複雑に絡み合っているようです。
リサーチャー・白土晴一さんによる連載「東京そぞろ歩き」。今回は東京都下の多摩川流域に足を伸ばし、JR青梅線沿線で立川から2駅先の東中神駅から西立川駅までの街並みを語り/歩きます。戦前の近代建設期から戦後の高度経済成長期にかけ、海外の最先端の都市計画家らの思想に学びながら、ランカイ屋やデベロッパーたちが緑ゆたかな武蔵野に思い描いたニュータウンの夢の跡とは? 「そぞろ歩き」の達人の眼が掘り当てます。
人と組織の創造性を高める方法論を研究する安斎勇樹さんが、情報の海に溺れないための航海術を説く論考シリーズの実践編。ドラッカーの影響を受けた20世紀型の「選択と集中」方式の限界を指摘し、21世紀に最適な「分散と修繕」戦略を提唱した理論編に引き続き、今回は具体的な方法論が展開されていきます。良い問いを立てていくための2つの技術と、情報の分散投資の効果を高める技術の4つのポイントから明かされます。
日々数え切れないほど更新されていくSNSやウェブメディアの発信に、何度人生を繰り返しても追いきれないほど積み重なっていく本や映像作品などの新旧の知的生産の数々。まるで荒波の立つ海のような現代の情報環境に溺れず、呑まれず、自分自身にとって必要な「問い」にたどり着くための“航海術”とは? MIMIGURI代表取締役Co-CEO/東京大学大学院情報学環特任助教で、人と組織の創造性を高める方法論を研究している安斎勇樹さんが、ピーター・ドラッカー以来の20世紀的な「選択と集中」方式のマネジメント論の限界と、21世紀に最適な「分散と修繕」戦略のかたちを考えます。
デザイナー/小説家の池田明季哉さんによる連載『“kakkoii”の誕生──世紀末ボーイズトイ列伝』。今回はミニ四駆についての論考第4回です。「レッツ&ゴー」シリーズで描かれた少年たちの「成熟」忌避的態度は、20世紀的な男性性至上主義への批判、そしてユーザー間のボトムアップによるコミュニティ形成がもたらす第3次ミニ四駆ブームの確立に成功しました。しかしその一方で、「成熟」の拒否は社会との接続をも否定してしまうという新たな課題に直面しているのでした。
2011年の東日本大震災から、10年の歳月が過ぎました。コロナ禍という現在進行中の危機に人々の意識が上書きされるなか、戦後日本の転換点だったはずの未曾有の災害の記憶と教訓を、私たちはどう自分事として今に活かすべきなのでしょうか。震災と原発事故がもたらした社会の変化に、社会学者として向き合い続けてきた開沼博さん、日本人にとっての思想の問題として引き受けてきた思想史研究者の先崎彰容さんをお迎えし、改めて考え直しました。
消極性研究会(SIGSHY)による連載『消極性デザインが社会を変える。まずは、あなたの生活を変える。』。今回は栗原一貴さんの寄稿です。
栗原さんが客員講師としてシアトルを訪れたときに体験した、アメリカの「自主性・多様性」を重んじるコミュニケーション様式。日本にもそのエッセンスを持ち込むためには、「デザイン」の力が不可欠だと改めて実感したようです。
滋賀県のとある街で、推定築130年を超える町家に住む菊池昌枝さん。この連載ではひょんなことから町家に住むことになった菊池さんが、「古いもの」とともに生きる、一風変わった日々のくらしを綴ります。今回は、熟達の庭師さんに手入れをお願いすることで読み解かれていった、この庭の本来のかたちをめぐるミステリーをお届けします。
編集者・ライターの小池真幸さんが、「界隈」や「業界」にとらわれず、領域を横断して活動する人びとを紹介する連載「横断者たち」。今回は、政策実現プラットフォーム「issues」を運営するissuesの代表取締役、廣田達宣さんに話を伺いました。日常の「困りごと解決」をベースとした、選挙ではない政治のかたちを考えていきます。
リサーチャー・白土晴一さんによる連載「東京そぞろ歩き」。今回は駒込から本郷通りを南下して、かつて武家屋敷の広がっていた旧山の手の風情が残る街並みを語り/歩きます。
江戸東京を代表するかつての大名庭園「六義園」で知られる駒込の道の片側に、まるで『ゲーム・オブ・スローンズ』や『進撃の巨人』のようなビルの「壁」がそびえ立った、そのわけは? 「そぞろ歩き」が磨いた達人の眼が光ります。
「身体」と聞いて、何を思い浮かべますか? 足、腕、指、肩……実はそれだけではありません。リモートツールやVR/ARといった技術の発展によって、「身体」の範囲が再定義されつつあるのです。身体の「自在化」の研究に取り組むロボット工学者の稲見昌彦さん、分身ロボット『OriHime』を開発する吉藤オリィさんと、人を幸福にするテクノロジーのあり方を徹底討論しました。