

これまでに更新した記事の一覧を載せています。
見出しだけで判断しないで、ゆっくり読んでください。
今回から丸若裕俊さんによる新連載が始まります。丸若さんは菓子壺や弁当箱、iPhoneケースや磁器ボトルなどのさまざまなものづくりを通して日本の伝統的な文化や技術のアップデートに取り組んでいます。今回は、丸若さんが追求する「タイムレス」の価値を体現し、日常生活をハックする「伝統工芸」の本質について取り上げます。
アニメ『機動戦士ガンダム』の40周年プロジェクトのひとつとして横浜に現れた「実物大」のガンダム。全高18メートルの巨体が「動く」姿を眺めながら、僕(宇野)が考えたことをまとめました。
テクノロジーを用いて都市のオルタナティブを追求していくプロジェクト「風の谷」。この連載では、そんなプロジェクトに関わるメンバーの横顔を紹介していきます。今回お話をうかがったのは、慶應義塾大学教授の小林博人さん。建築家として活躍されてきた小林さんに、これまで手がけてきたお仕事や、「風の谷」の空間設計について伺いました。
分析哲学研究者・小山虎さんによる、現代のコンピューター・サイエンスの思想史的ルーツを辿る連載の第3回。
解読不可能といわれたナチスの暗号「エニグマ」を解読に挑んだイギリスの数学者アラン・チューリングが考案した理論的モデル「チューリング・マシン」。現代のコンピューターの原理を先取りしたその発想のルーツには、ドイツでの哲学と数学の潮流がありました。
みんなが同じようにアイコンをデコレーションしていると、なんとなく躊躇してしまったり、流行に乗るのが正しいのだろうかとつい考えてしまう。安易に流行には飛びつけない消極的な人だからこそできる、モノづくりの思考法があるのです。
「PeepDetectorFake」「スピーチジャマー」など、数々のモノづくりを経て、2012年には「イグノーベル賞」を受賞し、自らも消極的だという情報科学者の栗原さんが、身近な社会問題に「物議を醸すモノづくり」で挑みます。
僕(宇野)がいま、中高生向けに書いている本『ひとりあそびの教科書』の草稿をこっそり公開する連載の6回めです。今回は、僕の好きな京都や三浦半島などへの「ひとり旅」を僕がどう楽しんでいるかを紹介します。コツはひとつ。「観光しない」ことです。
NHK出版の編集者・井本光俊さんが「暮らし」や「自然」にまつわるおすすめの本を紹介する連載「井本文庫」。今回は『メインの森をめざして―アパラチアン・トレイル3500キロを歩く』を紹介します。著者の加藤則芳さんはアウトドアにおける「ロングトレイル」を日本に紹介した人物として知られる方。その著者が「これはアメリカ論だ」と述べるこのアウトドア本の背景について、井本さんは読み解きます。
あけましておめでとうございます。元旦なので、宇野が新年の挨拶のようなものを書きました。今年もよろしくお願いします。
映画『AKIRA』の劇伴音楽で世界に衝撃を与えた芸能山城組を率いる音楽家として、あるいは情報環境学、感性科学、生命科学などの分野を越えて活躍する科学者として、国内外のメディア表現に大きな影響を与え、第23回文化庁メディア芸術祭で功労賞を受賞した山城祥二(本名:大橋力)さん。その多岐にわたる活動の全体像が、メディアで語られる機会はほとんどありませんでした。東京五輪の「中止」などまさかの「予言成就」が話題を呼んだ「AKIRAイヤー」の終わりに、山城さんと芸能山城組の足跡の意義について、じっくりと伺いました。
古今東西さまざまな表象文化を研究する批評家・石岡良治さんが美術展を音声&動画でディープに解説する連載「石岡美術館」。今回一緒に巡ったのは、森美術館で開催の「STARS展」です。国際的に活躍するアーティスト6人の「STAR」たちの作品が一堂に会した豪華な現代美術展を、はたして石岡さんはどう見たのでしょうか。