

これまでに更新した記事の一覧です。
デザイナー/ライター/小説家の池田明季哉さんによる連載『”kakkoii”の誕生──世紀末ボーイズトイ列伝』。今回は「変身サイボーグ」の後継シリーズ『ミクロマン』を分析します。サイズが12インチから3.75インチへと小型化したことで、〈少年=遊び手〉と〈玩具〉の関係がどう変わったのかを考えます。
ゲーム研究者の井上明人さんによる連載「中心をもたない、現象としてのゲームについて」。「ゲームや遊びとは何か?」。この問いに答えるべく、ゲームや遊びに関わる多様な現象——ルール、コミュニケーション、非日常など——が興味深いかたちで相互に関係しあっている、その複雑さを論じます。第6回は、遊び手、作り手、実況者など第三者の相互作用により、ゲームの概念範囲を拡張し続ける過程を読み解きます。
「庭プロジェクト」とは、これからのまちづくりについて、建築から人類学までさまざまな分野のプロフェッショナルが、官民産学を問わず集まって知恵を出し合う研究会です。
今回の研究会では、ゲストに招いたランドスケープ・アーキテクトの石川初さんによるプレゼンテーション、そして参加者によるディスカッションが行われました。テーマはランドスケープデザインの現在地と展望です。後編では、石川さんによるプレゼンテーションを踏まえた、参加者を交えたディスカッションの内容をお届けします。
デザイナー/ライター/小説家の池田明季哉さんによる連載『”kakkoii”の誕生──世紀末ボーイズトイ列伝』。今回は前回に引き続き『勇者王ガオガイガー』を分析します。玩具主導の勇者シリーズがロボットアニメへと転換した流れを読み解きます。
編集長・宇野常寛の新刊『ラーメンと瞑想』がホーム社より7月25日に刊行されます。今回は、同書の第3章「しんぱち食堂と無位の真人」を期間限定で特別全文公開します。
僕(宇野)とその相棒のT(仮名)はもう6年間も、毎週水曜日の朝に待ち合わせて、ランニングやウォーキングの「朝活」を続けている。そしてその終わりには毎週かならず瞑想を行い、ラーメンなどの直接的に人間の欲望を満たす早めのランチを摂る。これはそんな僕とTの探究の日々の中に訪れた、さまざまな「小さな冒険」の物語である。
登場人物
僕(宇野)
40代半ばの批評家。ラーメンが好き。
T
宇野の相棒。年齢非公表(宇野より年長)。自称「恐れと悲しみの中を生きる者」。職業は編集者だが、ダンテの翻訳と合気道の習熟を生活の中心に置く求道者。ヨガ・インストラクターの資格を持ち瞑想を指導する。二児の父。(ちなみにイメージイラストは本人の強い希望によるもの。)
第1章・第2章は、下記リンクよりご覧いただけます。
#1 ラーメン富士丸と『人間の条件』(前編)宇野常寛「ラーメンと瞑想」
#2 ラーメン富士丸と『人間の条件』(後編)宇野常寛「ラーメンと瞑想」
ゲーム研究者の井上明人さんによる連載「中心をもたない、現象としてのゲームについて」。「ゲームや遊びとは何か?」。この問いに答えるべく、ゲームや遊びに関わる多様な現象——ルール、コミュニケーション、非日常など——が興味深いかたちで相互に関係しあっている、その複雑さを論じます。第5回は、音楽のリズムやファッションのセンス、さらには功利主義の思考までも“ゲームの快”へ組み替える〈変換〉のメカニズムに注目します。
デザイナー/ライター/小説家の池田明季哉さんによる連載『”kakkoii”の誕生──世紀末ボーイズトイ列伝』。勇者シリーズの最終作『勇者王ガオガイガー』は、歴代随一の人気作でありながら異端作だとも言われます。今回は、その「異端にして集大成」という二面性を読み解きます。
「庭プロジェクト」とは、これからのまちづくりについて、建築から人類学までさまざまな分野のプロフェッショナルが、官民産学を問わず集まって知恵を出し合う研究会です。
今回の研究会では、ゲストに招いたランドスケープ・アーキテクトの石川初さんによるプレゼンテーション、そして参加者によるディスカッションが行われました。テーマはランドスケープデザインの現在地と展望です。前編では、石川さんによるプレゼンテーションの内容をお届けします。
「庭プロジェクト」とは、これからのまちづくりについて、建築から人類学までさまざまな分野のプロフェッショナルが、官民産学を問わず集まって知恵を出し合う研究会です。
今回の研究会では、ゲストに招いた地域プロデューサーの古田秘馬によるプレゼンテーション、そしてそれを受けての参加者によるディスカッションが行われました。テーマは古田さんが近年精力的に活動する香川県・三豊市の事例から考える、これからの地域活性化です。
デザイナー/ライター/小説家の池田明季哉さんによる連載『”kakkoii”の誕生──世紀末ボーイズトイ列伝』。今回は前回に引き続き『勇者指令ダグオン』を分析します。「絶対にして完璧な存在」となる誘惑を断ち切り「青春」を優先した主人公・大堂寺 炎。成熟のイメージという観点からは、どのように読むことができるのでしょうか?
ゲーム研究者の井上明人さんによる連載「中心をもたない、現象としてのゲームについて」。「ゲームや遊びとは何か?」。この問いに答えるべく、ゲームや遊びに関わる多様な現象——ルール、コミュニケーション、非日常など——が興味深いかたちで相互に関係しあっている、その複雑さを論じます。第4回では、プレイヤーをあえて受動的にさせる作品群を手がかりに、ぼんやりと風景を眺める“手持ち無沙汰”の時間がどのようにして新たな面白さと没入を生み出すのかを探ります。
ゲーム研究者の井上明人さんによる連載「中心をもたない、現象としてのゲームについて」。「ゲームや遊びとは何か?」。この問いに答えるべく、ゲームや遊びに関わる多様な現象——ルール、コミュニケーション、非日常など——が興味深いかたちで相互に関係しあっている、その複雑さを論じます。第3回では、ゲームがいかに個人の理性では理解が難しいほどの複雑な集合的行為を理解させやすくするのか。都市運営や戦争に関わるゲームを例に考えます。