

「池田明季哉」さんについて取り上げた
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20世紀末ボーイズトイデザインの変遷を振り返ることで、これからの“kakkoii”を探求する連載『”kakkoii”の誕生』。今回は映画版トランスフォーマーが描くことのできなかった「新たな男性性」を、おもちゃと3DCGという表現形式の違いに着目して考察します。トランスフォーマー編、最終回です。
20世紀末ボーイズトイデザインの変遷を振り返ることで、新たな“kakkoii”を探求する連載『“kakkoii”の誕生』。今回は『トランスフォーマー/リベンジ』以降の映画版トランスフォーマーシリーズが描こうとして挫折し続けてきた成熟のイメージを、「騎士」というモチーフを中心に論じます。
デザイナー/ライター/小説家の池田明季哉さんによる連載『“kakkoii”の誕生──世紀末ボーイズトイ列伝』。今回は映画版『トランスフォーマー』シリーズについての論考です。ラジー賞を受賞し「最低の映画」とまで評された本シリーズ。しかしその裏には、アカデミー賞も受賞したクリント・イーストウッドが監督・主演した名作『グラン・トリノ』と、驚くほど類似したアメリカ的な問題設定が隠されていたのです。
世紀末のボーイズトイデザインを振り返ることで、新たな“kakkoii”を再考する連載『“kakkoii”の誕生──世紀末ボーイズトイ列伝』。今回から4回にわたって誕生以来30年以上愛されつづけるおもちゃ「トランスフォーマー」に焦点を当てます。1984年、タカラ(現タカラトミー)社とアメリカのハズブロ社の提携によって誕生したトランスフォーマー。そこに描かれた新しい成熟のイメージとは、なんだったのでしょうか。
デザイナー/ライター/小説家の池田明季哉さんが20世紀末のボーイズトイデザインを振り返る連載「kakkoiiの誕生」。今回取り上げるのは、1970年代にタカラから発売されたおもちゃ「変身サイボーグ」。池田さんは、これによって切りひらかれた男性的な美学こそが“kakkoii”の源流にあると語ります。
誰もが一緒に遊んで育った「おもちゃ」たち。そのデザインの裏側には、時代が求める「成熟」への願い(あるいは「呪い」)が潜んでいる……? ボーイズトイの歴史を辿りながら、デザイナー/小説家の池田明季哉さんが“kawaii”ならぬ“kakkoii”の解放を考えていく新連載。初回は「G.I.ジョー」とアメコミヒーローを通して、アメリカが理想とした男性像の変遷を追いかけます。