

これまでに更新した記事の一覧です。
道で人に声をかけたいとき、一人で歩いている人よりも、ペットなどを連れている人のほうが話しかけやすそうに見えませんか?
ペットという存在は、生活に深く入り込み、日常に潤いをもたらすだけでなく、日々の散歩などから近所の人とのコミュニケーションをするきっかけにもなります。消極性研究会の簗瀨さんが、愛犬との暮らしを通してインスパイアされた、「他者とのコミュニケーションに介在するもの」のデザインを考察します。
僕(宇野)がいま、中高生向けに書いている本『ひとりあそびの教科書』の草稿をこっそり公開する連載の4回めです。
今回は僕がここ数年いちばん楽しみにしている「走る」ことについて書きました。少し視点を変えると「走る」ことは最高のあそびになります。
ボーイズトイの歴史をたどりながら、デザイナー/小説家の池田明季哉さんが”kawaii”ならぬ”kakkoii”の新たなかたちを考えていく連載『”kakkoii”の誕生──世紀末ボーイズトイ列伝』。トランスフォーマーを扱った1章に続き、第2章で取り上げるのはミニ四駆です。黎明期から第一次ブームを振り返り、漫画『ダッシュ!四駆郎』とその登場マシン「皇帝(エンペラー)」に託された成熟のイメージを読み解きます。
古今東西さまざまな表象文化を研究されている批評家・石岡良治さんが美術展を音声&動画でディープに解説する連載「石岡美術館」。今回一緒に巡ったのは、国立新美術館で開催の「MANGA都市TOKYO」展です。東京にまつわる500を超えるマンガ・アニメ・ゲーム・特撮作品が一同に会し、パリで大好評を博した企画展の日本凱旋展を、石岡さんが「超」解説します。
僕(宇野)がただ、会いたい人に会いに行く連載をはじめました。最初に会いに行ったのは、エール株式会社取締役の篠田真貴子さん。篠田さんに、40代の攻略法を聞くつもりだったのだけど、話は意外な方向に……
僕(宇野)がいま、中高生向けに書いている本『ひとりあそびの教科書』の草稿をこっそり公開する連載の3回めです。今回は、僕がここ数年ハマっている都心のカブトムシ探しについて取り上げます。
コンビニに入っても、店員と会話せずにセルフレジを使用し、宅急便は宅配ボックス、置き配で受け取り、可能な限り人との接触を避けられるように行動する。今までは無機質に思えていた生活が、新型コロナウイルスの感染拡大により、「当たり前」の生活に変わってきていませんか?
今回は、インタラクションデザイン研究者の渡邊恵太さんが、一見消極的で冷たく思える、人と接触・対面せずにサービスを利用する仕組みがもたらした、快適でよりリッチな体験の可能性を考察します。
地理的にも精神的にも遠く離れた中東諸国で、日本文化と中東文化の間を行き来する鷹鳥屋明さん。会社員としての本業のかたわら、いつしか「中東で一番有名な日本人」の異名を持つようになった彼が、日本では誤解されがちなアラブ世界の等身大の姿を描き出します。初回にまず、鷹鳥屋さんがなぜ「中東で一番有名」となったのかを語ってもらいます。
今回取りあげる本は柳宗悦『手仕事の日本』です。1920年代、柳宗悦たちによって創始された「民藝運動」。井本さんは、この「民藝」が、現代の私たちの暮らしをつくりあげる「趣味」につながるのではないかと考えます。
「民藝」ってご存じでしょうか? 芸術家ではなく、名もなき人の手から生み出された日用品にこそ、美術品を凌駕する美しさが宿る。そんな信念のもとで作られ、使われる「民衆的工芸」のことです。「日常の中に非日常を見出す」民藝のまなざしは、現代社会にどんな示唆を与えてくれるのでしょうか。この民藝の捉え直しに取り組む哲学者・鞍田崇さんのお話を伺いました。
菅政権の発足で、総理交代という久々の一大イベントに見舞われている霞が関。そんな中で、かつて「最大最強のシンクタンク」であったはずの日本の官僚機構が構造的に「情弱」化し、深刻な危機に陥りつつあると、現役官僚の橘宏樹さんは憂慮します。官僚が本来のパフォーマンスを発揮するためには何が必要か、「中の人」ならではのリアリティから検証します。
感染対策モードも行き渡り、多くの魅力的な美術展が再開されていますが、やはりこのご時世、ついつい足が遠のいてしまいがち。そんなあなたのために、古今東西の視覚文化のスペシャリストである批評家・石岡良治さんが、注目の展覧会を巡って音声&動画でディープに解説する新企画がスタートします。その名も「石岡美術館」。記念すべき初回は、国立西洋美術館で開催の「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」です。