

これまでに更新した記事の一覧です。
僕(宇野)がいま、中高生向けに書いている本『ひとりあそびの教科書』の草稿をこっそり公開する連載の8回めです。天下一品のラーメンにフローズンヨーグルト……今回は僕の日々の「食べ歩き」について教えます。
チームラボの代表・猪子寿之さんの連載「連続するものすべては美しい」。今回は、佐賀の御船山楽園や東京・六本木で開催のアート×サウナ プロジェクト、水戸の偕楽園での庭園作品といった新作群をめぐる対話です。アートとサウナの日本における歴史的背景や、超自然的現象との直面、そして地元の人々まで取り込み作品化するパブリックアートの可能性について語り合いました。
デザイナー/ライター/小説家の池田明季哉さんが20世紀末のボーイズトイデザインを振り返る連載「”kakkoii”の誕生──世紀末ボーイズトイ列伝」。今回は、第一次ミニ四駆ブームと『ダッシュ!四駆郎』について論じた前回に続いて、ミニ四駆の第二次ブームと『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』とフルカウルミニ四駆が宿した「キャラクター」性に迫ります。
EN TEA代表・丸若裕俊さんが日本の伝統的な技術や文化の新しい甦らせ方をさぐる連載の第2回。当初は工芸のアップデートを手掛けていた丸若さんが、なぜ茶づくりを始めたのか。茶師・松尾俊一さんとの出会いや、アート作品とのコラボレーションを通じて見出された、茶という文化の本来の可能性について考えます。
発表の順番を決めるとき、あまったおやつの取り分を決めたいとき……そんなときの解決法といえば「じゃんけん」。このような、じゃんけんを使うときの意思決定は、どちらかといえば「どうでもいい意思決定」ではないでしょうか。
一見、簡単で合理的な方法ですが、参加人数が増えると「アイコ」が続いて時間がかかってしまうこともあります。今回は、インタラクションデザインの観点から、じゃんけんで決めてしまいがちな「どうでもいい意思決定」を効率化する方法を考えます。
僕(宇野)がいま、中高生向けに書いている本『ひとりあそびの教科書』の草稿をこっそり公開する連載の7回めです。
今回からしばらく、ひとりの「食べ歩き」の楽しみ方を紹介します。すべては、魔界都市〈函館〉からはじまります。
今回は『きのこのなぐさめ』を紹介します。「きのこ」にまつわるさまざまな雑学が散りばめられた本書は、きのこの魅力を余すところなく伝えるとともに、配偶者を亡くした著者が、きのこに没頭していくことで悲しみから立ち直るまでの過程を描いています。井本さんはこの癒やしの過程の細やかさに、素晴らしさがあると語ります。
混迷をきわめた米国大統領選は、いま民主主義社会が直面している「分断」の深刻さを、世界中の人々に改めて印象づける出来事になりました。危機感をおぼえる良識的な人々は、この状況を乗り越えていくための「連帯」を呼びかけますが、その問題設定そのものに、かえって問題の根が潜んではいないか。イェール大学助教授で経済学者の成田悠輔さんが、むしろ分断を徹底化する「出島社会」を提案します。
今から20年前、僕(宇野)は同じ学年のひとりのヒーローに出会い、平成仮面ライダーシリーズにのめりこんでいきました。そのヒーローは『仮面ライダーアギト』の主人公、津上翔一。今回は主人公を演じていた俳優の賀集利樹さんに話を聞きに行きました。仮面ライダーを演じていた頃のことや、40代になった賀集さんのこれからについて、いちファンとして、思う存分聞いてきました。
今回から丸若裕俊さんによる新連載が始まります。丸若さんは菓子壺や弁当箱、iPhoneケースや磁器ボトルなどのさまざまなものづくりを通して日本の伝統的な文化や技術のアップデートに取り組んでいます。今回は、丸若さんが追求する「タイムレス」の価値を体現し、日常生活をハックする「伝統工芸」の本質について取り上げます。
今回は本連載3回目の「王立! 湾岸アラブ高校」の続編です。2021年1月、2017年6月からおよそ3年半にわたったカタールと周辺諸国との国交断絶が終了しましたが、前回に引き続き、断交をめぐる顛末を「中東で一番有名な日本人」こと鷹鳥屋さんがわかりやすく解説。湾岸アラブ諸国を高校に喩えて、彼らがいったい何にモメていたのか、ユーモアたっぷりに振り返ります。
テクノロジーを用いて都市のオルタナティブを追求していくプロジェクト「風の谷」。この連載では、そんなプロジェクトに関わるメンバーの横顔を紹介していきます。今回お話をうかがったのは、慶應義塾大学教授の小林博人さん。建築家として活躍されてきた小林さんに、これまで手がけてきたお仕事や、「風の谷」の空間設計について伺いました。